エアブローやコンベアに代わる、電気を全く使わないプレススクラップ搬出装置「ピクシー」シリーズ。
プレススクラップの諸問題を解決するだけでなく、地球環境やひとにもやさしい商品です。(2003年度グッドデザイン賞中小企業庁長官特別賞受賞)
※詳しくはミスミホームページをご確認下さい。
「ピクシー」はプレスの上下運動を水平運動に返還するユニットによってシュートを動作させてスクラップを搬出する仕組みです。独自の慣性運動によってスクラップは一方向にシュート上を移動します。十分に勾配のとれない金型でも搬出可能です。※詳しくは選定表をご確認ください。
ピクシーユニットを上下金型に取り付けます。
金型の上下運動をシュートの水平運動に変換・伝達します。
スクラップはシュートの効果的な動きで、一定方向に移動します。
シュートはプレス速度に同調しながら、スクラップを排出します。 ※図はピクシー(Sタイプ)
次の条件の場合は使用できません
●SPM80を超える場合、1ユニットあたりの負荷重量が6Kgを超える場合
●ゲタが50mm以下の場合 ●スクラップが立つもの ●油が多いもの
プレススクラップの排出の主流はエアブローによるものですが、現状は数々の問題を抱えています。ピクシーシリーズはそのプレス工場の課題を具体的に解決していきます。
課題 | エアブロー | ピクシー シリーズ |
---|---|---|
排出状況 | スクラップの飛散 大 |
スクラップの飛散 ゼロ |
ランニングコスト | 電気代 あり |
電気代 ゼロ |
品質への影響 | スクラップの吹き上がり による 打痕クレーム |
打痕クレーム 大幅軽減 |
作業環境 | 耳をつく騒音や 油の空中飛散 |
騒音・飛散ゼロ |
段取り手間 | 配管やシュートの 段取り手間 大 |
段取り手間ゼロ |
大型スクラップ | 排出不可能 | 可能 ※機種選定を参照ください |
環境負荷 | 電気エネルギー 使用 |
電気エネルギー ゼロ |
こんなにかかるエアブローの電気料金
以下はエアブロー1ノズル当たり(Φ10の場合)の年間ランニングコストを算出したものです。
エアブローのコストは私達が思っている以上に大きいのです。
プレススクラップの排出の主流はエアブローによるものですが、現状は数々の問題を抱えています。ピクシーシリーズはそのプレス工場の課題を具体的に解決していきます。
ピクシー S タイプ
《 特徴 》
●水平可動ストローク幅 23mm
●小型スクラップに最適
●ダイホルダー取付用
ピクシースクエア M タイプ
《 特徴 》
●水平可動ストローク幅 40mm
●中型スクラップに最適
ピクシースクエア L タイプ
《 特徴 》
●水平可動ストローク幅 70mm
●中~大型スクラップに最適
《 スクラップの大きさと各タイプ適用範囲 》